卒業写真
2007.08.31(Fri)


高校の卒業アルバムから抜粋して描きました。

この中の人と誰一人喋った事ありませんが、

今だったら仲良くなれると思います。


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// 10:00 // イラスト // Trackback(0) // Comment(2)
 サンディ
2007.08.30(Thu)

小学校の同級生で、ペルー出身の肌の黒い、太った女がいた。

名はサンディ

皆は「サンディさん」と呼んでいたから、彼女の本名は誰も知らなかった。

連絡簿にもサンディとしか書いてなかった気がする。


ある時、彼女は別れも告げずに帰国し、一年後またフラリと戻るとにわかに時の人となった。

「あの黒豚が帰ってきやがった」

馬鹿だった俺は、わざわざ隣のクラスまで見に行った程である。

それを機に、友人間でサンディの本名が噂されるようになり、彼女を

サンディ・ハラミヲ・田中

と呼んだ。

しかし本人に確認したわけでもないし、あだ名をつけているような
ものだった。


中学にあがると、サンディは激ヤセし、自信を得たのかギャル気取りで校内を歩いていた。

そしてその同時期に

サンディ・ハラミヲ・ゴンザレス・パオラ・田中

と、俺らに呼ばれるようになった。

誰が付けたのか、あるいは本名かもしれないが、

「あいつの名前なんだっけ?」

と振っては笑い転げた。


予断だが、サンディの兄貴は地元でも相当なワルだった。

名は「マルコ」と言うのだが、市内のワルの間では恐れられていた。

ちなみに俺の友人は、ワゴンに乗った兄貴に拉致されかけ、妹と同じ学級という事で解放された。


最終的には

サンディ・ハラミヲ・ゴンザレス・パオラ・田中.com(ドットコム)

で落ち着いた。ドメイン名まで与えられたので、随分出世したものだ。



やがて中学を卒業すると、皆散り散りになった。

一体サンディの本名は何だったのか。

今となっては知る由もなく、地元の永遠のミステリーとしてこれからも語り継がれていくだろう。


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// 02:31 // 私の過去 // Trackback(0) // Comment(3)
 土民
2007.08.26(Sun)

助けてくれ。

俺は今、アナコンダと呼ばれる大蛇に巻きつかれて身動きが取れない。


そもそもなぜこのような事態に陥ったのかと言うと、

よくテレビで土民が蛇を肩に乗せてるがそれを目の前で演じられたら、やってみたくなったのだ。

俺はある部族の村に滞在しているのだが、蛇使いにジェスチャーで「その蛇、俺の肩に乗せてくれ」としつこくせがんだら、

黒い肌によく映える白い歯をチラと見せ、俺の肩に乗せてくれた。

そしたら蛇が俺を餌だと思ったのか、ヌルヌルと体に巻きついて締め上げにかかった。

こうなったら身動き一つ取れない。俺は必死にもがいたが、もがけばもがくほど蛇の締め付けは一層厳しくなった。


今、向こうから松明に火を点した土民がこちらにやってくる。

なるほど、それで追い払おうと言うわけだな。

しかし彼は俺の手前まで来て、何か言った後どこかへ行ってしまった。

俺は必死で叫んだが、もう彼の姿は見えない。俺は近くにいる土民に片言でどうなっているか説明をさせると

「ドウクツ ニ シンセイナ ツルギ ヲ サガシニイッタ。ソレデ オマエ スクウ。」

と彼は言った。

その時、彼の言葉に反応したのかさらに蛇の締め付けが厳しくなった。

なんでもいいからお前らが普段使ってる刃でなんとかしろ!

俺は言い続けたが、彼らはシンセイな剣でないと蛇を殺してはいけない、と言って聞かなかった。


もう本気で死ぬ。こんな死に方、ムツゴロウで十分だ。

ほとんど生について諦めていた時、遠くから剣を高く上げて駆け寄ってくる勇者が見えた。

俺はもう死んで来世の幻を見ているのかもしれない。

右手に剣、左手に盾を持った勇者は蛇と格闘して、蛇の首を切り落とした。

その瞬間、蛇は崩れ落ち、俺の体は解き放たれた。

俺は息をぜぇぜぇ吐きながら土民を睨み付けた。


土民は言う。

「我々は忠告した。自然の神は教えを背く者に罰を与える」と。

もっともらしいこと言いやがって、的外れにも程があるぜ。

俺はそう思ったが、一応助けてもらった礼を言うと

チンコに長いサックを被せたアホはニヤリと笑った。




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// 09:01 // 私の創作物 // Trackback(0) // Comment(2)
 白濁
2007.08.24(Fri)

昨日、コンタクトを買いに出かけた時のことです。

素足の覗く白衣の上からカーディガンを羽織ったOL風の姉さんが僕を鏡の前まで案内してくれました。

白衣にフェチズムを感じながらそこに腰をかけると、姉さんは慣れた手つきでティッシュボックスからシュッシュッとニ、三枚取り出し、


「これにお出しになってください。」



と言って手渡したのです。

聞く人が聞けば誤解されかねない際どい表現に一瞬ポカーンとしましたが、自分の写ってる鏡を見た後、大人しくレンズを外すことにしました。


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// 07:43 // 私の近況 // Trackback(0) // Comment(2)
 伊豆の龍
2007.08.21(Tue)

今や言わずと知れたDJ「tatu」、通称「伊豆の龍」。





今回、俺は彼の原点を探るため、独自にリサーチする事にした。

静岡県東部、伊豆地方出身である彼は豊かな自然に育まれた。
といっても、歩いて5分のところに生協があったので生活に事欠かなかったらしい。よってこれと言ったエピソードはない。

中学卒業後、商品にならない変色した品質の低い果実を大量に仕入れ(拾い)、飲料メーカーに不法に売り、二年間を少年院で過ごす。
その時、獄中でたまたま相部屋だったDJ「naga-izumi」が彼にDJの魅力を教え、それを機にターンテーブルに傾倒していく。
もちろん牢獄内にはターンテーブルなどなかったが、椅子をターンテーブルに見立て、聞こえてくる僅かな環境音をサンプリング、というよりも脳内に蓄え、曲を作り上げていった。出力はもちろん彼の発声によるものなので、聞けたものではない。

また頻発する伊豆諸島群発地震の地震波が彼の曲作りに影響を与えたという。

「一日に50回以上揺れた時があるよ(笑)俺は横型の揺れより、縦型の揺れの方がビートの刻みが好き。」

というから意味不明である。


以上、彼についての調査内容だが如何だったろうか。彼の人知を超えたテクの源流がお分かり頂けたと思う。


余談:
今回は紙面の都合上大幅に内容を縮小せざる終えなかった。
彼に直接関係ないが、弟が竜宮城に行った話等、コミカルなエピソードが書けなかったのが非常に残念である。
尚、もっと詳しく知りたい方は俺ではなくタンザニアさんに直接聞いて欲しい。俺はもう嘘を書きたくない。


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// 02:22 // 私の創作物 // Trackback(0) // Comment(5)
 マジリスペクト
2007.08.19(Sun)

実家の静岡に帰省してました。

正確には静岡県東部の田舎です。帰るたびに、駅前の寂しさが目に付きます。

この街に暮す若い連中は一体どこで遊んでいるのか気になります。

自分もその若いのの一人ですから、夜になると車で当てもなく出かける他ありませんでした。


友人を誘い、夜の街を車で走らせ、映画「アメリカン・グラフィティ」を気取りました。

そしてしばらく流した後、高校時代からお世話になっているゲーセンに車を止め、閉店時間まで遊びました。


帰り際、ちょっとした間にふとフリーペーパーを手にとり、捲ってみると





これが目に飛び込みました。

失礼ですが、日本では絶滅したと思われていたのにまだ生息していたのか…、と内心思いました。


よく見ると RESPECT☆IZU '07 とイベント名でしょうか、そう添えられてあるので僕の胸に熱いものが込み上げてきました。

どういう経緯で尊敬するに至ったのか分かりませんが、これは素晴らしいことです。

村で忌み嫌われている種族の代表が、村の長老と固く握手を交わしたようなものです。


地元を愛することは地方の活性化に繋がります。

僕はそんな彼らを尊敬します。


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// 08:50 // 私の思ったこと // Trackback(0) // Comment(6)
 メシア
2007.08.07(Tue)

昨日AV観てたら、ア○ルとま○こにバイブが入ってる女優が

「助けてー」

と言ってたんだけど、

俺はどうするべきだったのだろうか。



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// 08:11 // 私の思ったこと // Trackback(0) // Comment(5)
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2007.08.04(Sat)

そろそろタイトル画像に飽きてきたので、トランスのジャケをテーマに周富徳をベースとして新たに作ることにした。






しかしあれこれ試すうちに、このブログに周の登場回数が多いからと言って、彼をベースにする必然性は全く無いの事に気付いた。


これは大きな発見である。

ラーメンのスープを考えてみたまえ。

スープの素材選びは味の肝であるから、選択の幅は自ずと狭まる。

だが、新たな味を求めるのなら既存のベース(醤油、味噌、豚骨…)に囚われる必要はない。


その後、周の呪縛から逃れ自由の身なった俺は思い悩むことなく楽しく制作に没頭した。

そして完成すると、その出来栄えにそれなりの満足を得た。


が、


いざブログに載せてみるとそこにはテラピー効果すら感じる、癒し空間が誕生していた。

また、初めての来訪者には「アブナイ」サイトに見えなくもない。


やはりスープ作りやブログでも、素材のベース選びは中華の達人、周に限る。




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// 08:04 // 私の創作物 // Trackback(0) // Comment(0)
 霊界通信士
2007.08.03(Fri)

ようおめーら、元気してたか。

俺は、ちょいと閻魔(えんま)の野郎に小用を頼まれて、霊界に行ってたんだ。

何でも、カラムーチョのバラしていない物を畳一畳ぐらい用意しろ、と言われてね。

俺ら霊界通信士は、閻魔の雑用係でたまにこうした命令をこなさなくてはならない。確実に。

なぜならヤツの機嫌を損ねると、霊界と人間界のパワーバランスが崩れるんだ。

そうなると人間界と霊界を隔てる結界の強弱にも影響を与える。

ここだけの話、霊界に潜む妖怪は、ラーメンの有名店で順番待ちしてる客のように列を連ね、人間界の暖簾の前で待ってやがるんだ。

そして一度結界が弱まると、わっと人間界に押し寄せ、人を麺よろしく食べまくるんだ。(ちなみにあいつらにとってチャーシューは、家庭で飼っているペットだ!)

そんなの嫌だろ?

だから俺はシュレッダー機にかけられる前の塊を何とか工場から手に入れて、無事霊界へ送り届けたのさ。


え?、久々の更新なのに済し崩し的なボケ言ってるんじゃねえよ、だって?

・・・そうだね、君らの言いたい事は分かるよ。

しかし、残念ながら実際の俺は、君達が思う以上に詩的で物語性に富んだハードな生活をしているのさ。

その証拠に、生身の俺は今頃、マンションの一室でカサカサの屍と化しているのだから。



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// 01:20 // 私の創作物 // Trackback(0) // Comment(2)
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