若奥
2007.12.05(Wed)

 昨日、大学帰りにふらっとドトールによって読書していた時のことです。 すぐ隣に、20代後半ぐらいの身なりの派手な女性が座っていました。落ち着いた身のこなしから、亭主持ちで昼間はこういうところで時間を潰している奥方のように見えました。
 僕は読書中でしたが横目でちらちら見ていますと、彼女は紅の引かれた口で、サンドイッチを上品に食べていました。この時の僕を正面から見たら、きっと不二家のペコちゃんと見紛うでしょう。
 全くページの進まない読書をしていると、ふいに彼女の口元から、ハムのような固形物が零れ落ち、自身の衣類に付着しました。彼女はそれを「あらやだ」と言った挙動で付着物を手に取ると、余程食べたい部分だったのでしょうか、なんと口に運んだのです。
 衝撃でした。10代の女性なら可愛げがありますが、三十ぐらいのオバハンが平然とやってのけたのです。なんと下劣でしょう。隣の女が誰にでも股を開く様な娼婦のように見えました。
 しかし、不思議な事にその時の僕は見てはならぬ情事を見た気分で、少なからず興奮を覚えました。僕は妙な汗をかき、逃げるようにして店をでました。もちろん家で大好きなアレをするためです。


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 sexy boy
2007.11.21(Wed)
先日、俺は男子たる行いをするため暗闇で光るPCを前にごそごそと奮闘していた。
「姉を攻める弟(ショタ)」という、ある程度の熟練者レベルに好まれるシチュエーションを求め、手当たり次第キーワードを入れて検索を試みて落とした動画を順番に観て行った。
どれも下手な女優の三文芝居で興が冷め、次の動画がダメなら諦めて自前のコレクションでフィニッシュを決めようと決意した。
願をかけながらその動画を開くと、ホームビデオ風の映像でどうやら素人の裏物らしかった。これは期待できそうだとしばらく見ていると、何か様子がおかしい。
野球のユニフォームを着用した中学生ぐらいの男しか映っておらず、彼がおもむろに衣服を脱ぎ始めたのだ。被写体を間違えていないか、と画面に思わず突っ込み、しばらく見ていると、今度は青年の包茎ち○こがアップで映し出され、手淫を始めたのだ。
ここで姉やらなんやらが出てきて、彼の手助けをすれば歴史に残る名画に違いないが、そんな成年コミックのような展開は用意されていなかった。
映像が暗転した次の瞬間、全裸の青年が全身をクネらせ、パンティを履いていたのだ。そして男根の形が魚拓をとった様にくっきりと浮かび上がった。
その衝撃映像に度肝を抜かれ、右手が握るべき対象を見失った。
それから動画はさらに熾烈を極め、男と男の織り成す淫靡な世界が広がっていた。
俺は意気消沈し、その日はそのまま就寝した。


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 白濁
2007.08.24(Fri)

昨日、コンタクトを買いに出かけた時のことです。

素足の覗く白衣の上からカーディガンを羽織ったOL風の姉さんが僕を鏡の前まで案内してくれました。

白衣にフェチズムを感じながらそこに腰をかけると、姉さんは慣れた手つきでティッシュボックスからシュッシュッとニ、三枚取り出し、


「これにお出しになってください。」



と言って手渡したのです。

聞く人が聞けば誤解されかねない際どい表現に一瞬ポカーンとしましたが、自分の写ってる鏡を見た後、大人しくレンズを外すことにしました。


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 キャッチミー、イフユーキャン
2007.06.21(Thu)

「アニヤ、○×研人気あるから、第一希望じゃないと通らないぜ。」

「そうなの?」

「就職強いし、院生もいい人ばっかで雰囲気いいし、何より教授が放任主義だから単位も楽勝だよ。それに・・・アニヤ?」











「え?うん。そうだね。」


ちょうど今週、オープンラボ週間といって、研究室の見学が自由にできた。
院生や教授からお話を聞いて、ゼミを決めろということらしい。
しかし、希望通りのゼミに必ずしも入れるわけではなく、成績と面談等の合計点によって左右される。俺は人知れず、心に決めたゼミがあったので他の研究室の見学などどうでもよかったが、やはり友人に誘われたら行くしかない。
ちなみに俺が選んだゼミは今年新設されたばかりで、当然実績も無ければ、院生もいない。それにデジタルコンテンツという子供騙しみたいな内容で、他の堅い研究室とは一線を画し、専門学校みたいなイメージであった。一見、人気はありそうだが、大学院の進学や就職を考えているものは、まず選ばない。皆、口先では「おもしろそう」と言っているが、おそらく本心は別だろう。


○×研究室にて

院生が俺らを出迎えた。既に見学者で席は8割ぐらい埋まっていた。

「そこに座っていいよ。」

ソファーが空いていたので、座ると、目の前のスクリーンに俺の巨大な頭部が映し出された。プロジェクターがソファーの後ろにあったのだ。

「気をつけてね。」

院生は研究に明け暮れ、顔の筋肉が硬直してしまったのか、ニコリともしなかった。
他に座る場所も無いので、俺は背もたれに寄りかかるようにだらしなく座るしかなかった。
つまり、授業中のヤンキースタイルである。

「説明を始めます。皆さん、お手元の資料をご覧ください。えー、僕らの研究室では・・・」














長い説明が終わると、質問タイムになった。俺は説明の間、ずっと下を向いていたので、ふと顔を上げるとまたスクリーンに俺の頭部が映った。俺はまたヤンキー座りになり、押し黙っていた。
しばらくすると、院生は沈黙に耐え切れなくなったのか自分から喋りはじめた。

「ここだけの話、単位は楽勝だよ。先生、あまり研究室来ないし、自由だよ。」











場が少し和んだ。しかし、俺は不機嫌そうに座っていた。なぜなら、背中のプロジェクターが熱を発していて、猛烈に暑かったのだ。
誰かがようやく質問した。

「個人の研究内容を教えてください。」

さっきパワポで説明しただろ、と思ったが、院生は言われたとおりに説明し始めた。

「悲しい、嬉しいという感情のキーワードを入れると、音楽を自動に生成するシステムを作ったり、あとは・・・・」












隣にいた友人が、小声で話しかけてきた。

「俺、マジでここにしようかな。・・・ん、アニヤ?」











「あ、ごめんごめん。うん、いいんじゃない。」


院生の説明が終わると、フリーの時間になった。俺はこのタイミングを逃さず、即、外に出たが、友人は中に残って院生とコミュニケーションを図っていた。
俺は疲れたので、帰ることにした。


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// 23:22 // 私の近況 // Trackback(0) // Comment(2)
 未知との遭遇
2007.05.09(Wed)

このブログの常連、「くら」君。

俺とくら君は、ある掲示板で知り合い、付き合いも5年以上となる。

ネットの付き合いだから、お互い顔は知らないけど、なんとなく他人じゃないような気がしてきた。

それというのも、彼は現在19歳だが、彼が中学〜大学にかけての成長を、彼の文字を通して見ていたからである。

しかし、それでも俺の中で「くら」という人物は現実感のない、揺らいだ存在である。

インターネットの掲示板に書かれている「くら」は、今現在、実態を持ってこの現実にただ一人存在している、と誰が分かろう。

その実態が幾人もいたり、現実の知り合いが、長い間「くら」になりすましているだけなのかもしれない。


あるいは、SFすぎるかもしれないが、仮想現実に生きるヴァーチャルな人工知能かもしれない。

あるきっかけで彼の携帯のメールアドレスを入手し、メールのやり取りもあったが、

それでも俺は、信じられなかった。マトリックスに出てくる、エージェントのように、「くら」は人間を侮蔑した、機械野郎なのかもしれない。


その機械野郎から、今日、俺の携帯にメールが入った。

なんでも、暇なので俺のバイト先の漫画喫茶に来たい、というのだ。

ちなみに、機械野郎は俺と電車二、三駅ぐらいのところに住んでいるらしい。

本人には、俺のバイト先で働きたい意思もあったし、否定する意味も無い。


俺はバイトに入る時間帯と、外見の特徴を伝え、それから「来れば」と半ば挑戦的にメールを出した。

会っても、ろくに話もできないが、それはそれで面白い。



バイトに入り、いよいよ彼を待つことに。

聞いていた彼の服装は、上はジャケットと下は軍パン。

平日の夕方で、客が少なく、来店すればまず間違いなく分かる。

俺は暇を持て余し、ビニール袋をたたんだり、意味もなく机を拭いていたりしていた。

と、その時、背の高い、聞いていた外見通りの人物がぬっと現れた。

彼は目線をどこに合わせればいいか分からず、レジにゆっくり歩み寄った。

俺はまだレジを触らせてもらえないので、見守るしかない。


彼は担当者の説明をただ、聞いていた。その時、俺に気付いたのかも怪しい。

俺はたまらなくなり、その場を離れ、箒と塵取りを持って階段に向かった。

彼から逃げたわけではない。一方的に彼を把握した俺は、(おそらく)俺にきづいてないだろう彼を、別の角度から一方的に楽しもうというわけだ。

斜め上から見た彼は、なんとなく笑えた。



彼は会員登録などの手続きをすませ、個室に入った。

あとで彼から、俺の携帯に部屋番号を教える旨のメールが届いたが、

実はそんなものは必要なく、レジのパソコンで誰がどの席に座ってるか分かるのである。(モニターに部屋番号と名前が表示されている。ちなみに「くら」の本名は以前から知っている)

俺は、「くら」と直接会話して、実態を確かめるために、誘われようが誘われまいが、彼の部屋に行くことは予め決めていたのだ。

「47」

無機質な部屋の前にたち、息を殺してノックした。

機械野郎か、あるいは化生の者か。

俺は震える手で扉を開けた。
(以下、会話のやり取りを脚色なく寸分違わず載せます。)


俺「ハジメマシテ」

(くらは笑っている)

(俺はそこでわざと立ち去ろうと扉を閉めて、また開ける。しかし、くらは理解不能。)

アニヤ「今日はヤバイよ。」

くら「今日は(面接)無理?」

アニヤ「ヤバイ。それじゃ仕事あるんで」

(俺は扉を閉める)


この間、僅か、20秒。初対面に感動も糞も無い。

実際、面とむかうと照れる。

ただ、あの数十秒のやり取りで、通じた気がする。

「くら」の笑顔を見たとき、俺はそれで十分だと思った。


ところで、「くら」が人間かどうかについてだが、それは確かめようがない。

だから、彼の実態が人造人間シリーズ、あるいは仮面ライダーなんとか、もしくはタキシード仮面だとしても依然、不思議はないのである。



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// 01:43 // 私の近況 // Trackback(0) // Comment(8)
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